英検にチャレンジしよう!
英検(英語検定)を取得すると、進学の時や就職の時に有利になるので、受験する人が多いです。 英検は5級、4級、3級、準2級、2級、準1級、1級の7段階あります。
3級以上は一次試験の次に面接試験があり、試験官と向かい合って英会話します。 3級だと身近なことについてやりとりするだけでオーケーですが、1級になると社会性の高い幅広い話題について話せないといけません。
1級はネイティブでも取得するのが難しいと言われています。 準1級でもかなり難しいかもしれません。
私の知人で小学生の時から6年間アメリカに在住していたという英語ペラペラの帰国子女がいましたが、準1級に一次試験で落ちていました。 ちなみにTOEICのスコアは850点取得しました。
英検を受けたことがない人は、とりあえず3級あたりから始めるのが適当です。3級は中学卒業程度の英語力があることが求められます。
一次試験は筆記試験とリスニング、二次試験は面接です。一次試験はマークシートで、記述問題はありません。筆記試験とリスニングの点数の合計が合格基準点に達していれば合格となります。つまり、筆記試験だけできてもダメだし、リスニングだけできてもダメです。両方マスターしないといけません。
筆記試験対策に、頻出の単語・熟語を覚えておきたいです。英検対策の単語・熟語のテキストがたくさん発売されています。自分に合ったレベルで、単語・熟語だけではなく例文もある参考書を選びましょう。
単語・熟語帳のCDはリスニング対策になります。ネイティブの正確な発音を知るためにも、CD付属のものを選びます。CDをiPodやMP3プレーヤーに取り込んで持ち歩き、何回も聞いて、単語を聞いたら自然と意味が浮かんでくるようにしておきましょう。
続けるコツは、通勤中、通学中など、何かをすいるついでに聞くことです。CDを聞くためにわざわざ時間を作ろうとすると、「忙しくてムリ」となってしまいます。
CDを聞くときは、単語・熟語だけよりも、例文を注意して聞くようにします。英検に頻出の構文を使って例文が作られているからです。これは耳で覚える筆記試験対策です。
二次試験は面接官と相対して進められます。質問がどんどん飛んでくるので、文を考えるのに注意を向けすぎて発音がおろそかにならないように、自然に英語を喋る習慣をつけておきましょう。模擬試験、過去問題集にある質問内容を見て、いろいろなパターンで返答する練習をしておくことも有効です。