TOEIC800点を目指した勉強法

最近では、「TOEIC800以上を目指しています」という方も多いですが、「800の壁」に悩んでおられる方も多いようです。では、TOEIC800を目指すには、どんな勉強法が必要になってくるのでしょうか?

最大のポイントは、「スピードアップ」にあると思われます。TOEICテストを受けた方のなかには、「最後まで解答できなかった」とか、「最後まで解答したけど、適当に空白を埋めてしまった」という方が多いようです。

また「最後まで解答しました」という方のなかにも、「後半の集中力が切れてしまい、高い正解率を実現できなかった」方が意外に多いのです。

これこそが「800の壁」の正体だといえるでしょう。

さて、前述のとおり、この難題をクリアするためには「解答時間のスピードを上げること」が重要になってくるのですが、そのポイントになるのが「パート5」です。

リスニング・セクションにおいては、勝手に問題が進んでいくため、解答時間を気にする必要はありません。

しかし、「800の壁」で悩んでおられる方には、「パート5で30分以上も時間をかけている」という共通点が見られます。これでは、後半の時間不足も深刻ですし、集中力だって持続できるはずがありません。

パート5(全40問)の解答時間の目安としては、多く見積もっても「20分」が限度です。そのためにも、パート5では最初に「選択肢」を見るように心がけておきましょう。

仮に「品詞問題」なら、カッコに入る品詞を特定するだけですので、問題文を訳す必要はありません。

「代名詞問題」においても、カッコに入る代名詞の「指示語」と「格」を見れば解答できますので、こちらも問題文を訳す必要がないのです。

こうして、問題文の翻訳作業を大幅に省略し、解答時間を減らすよう、工夫しておきましょう。

そして、ある程度までに解答時間を短縮できたと感じるなら、その都度、自宅で「パート5だけの模試」を行なってください。

全40問中35問以上の正解で、解答時間を20分以内に抑えられれば、800の壁を打ち破る可能性が十分に出てきますよ!

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