英会話の勉強は無理せず続けることが一番大事
英語学習をするときは夢が膨らんでしまうものです。
英語を習得して仕事のスキルアップに役立てようとか、外資系への転職に役立てようとか、留学へとつなげようとか、あるいは通訳や翻訳家になりたいと、大きな夢を抱くこともあります。
夢を抱くことがモチベーションの向上につながるので、そのこと自体は悪いことではありません。しかし夢を追いかけるあまり、無理をしすぎるのはいけません。
あまりに大きな目標をもってそれを絶対にこなさないといけない、と気負ってしまうと、ストレスがかかります。
必ず理想と現実のギャップに苦しむようになり、達成できない自分に嫌気がさして投げ出してしまいます。
英語学習を途中であきらめてしまう人の大部分が、こうした経緯をたどるのではないかと思います。だから無理が一番いけないのです。
夢は夢として大切にとっておいて、別の次元のものとし、それとは別の具体的な計画を立てましょう。
たとえば通信講座を毎日1講座ずつ進めて行くとか、何月何日までにこの単語・熟語帳を終わらせるなどです。
無理な計画を立ててはいけません。 無理な計画を進めていこうとすると長続きしないことが多いです。
英語学習は続けてこそ成果が表れます。 自分の今のレベルを考えて、これなら続けられると思える計画を立てましょう。 「こんなに少しずつしかやらない計画では、いつまでたっても夢は叶えられない」などと思ってはいけません。
続けていけば必ず前進します。 能力が着実に進歩していくのです。
ハードな計画を立てれば最短コースで目標に到達するような気がしますが、途中で投げ出してしまえば、そこでおしまいです。
しかも、途中で挫折を経験してしまうと、また元のモチベーションを取り戻すのは容易ではありません。
前に挫折してしまった時の思いが残っていて、「どうせまたダメだろう」と足が踏み出せないのです。
英語学習をやめてしまったということは、何もしない日数が積み重なる分だけ、せっかく上った階段を降りていくことでもあります。 やらなかった分だけ忘れるからです。
だから再開しても同じ地点からではありません。下の方から、前に上った階段を上りなおさないといけないのです。
無理せず続けていくことの有益さはここにあります。